なぜ坐骨神経痛はおこるの?
坐骨神経とは、腰から出て骨盤の中を通りお尻の筋肉(梨状筋)の下を通り足先までいく神経のことで、主に足の後面から外側の痛みをつたえるものなのです。
この坐骨神経が様々な原因で刺激されて、腰から足にかけてシビレや痛みが出ている状態を坐骨神経痛といいます。
病院などでは、神経ブロック注射と薬物療法を行うケースが多いですね。
痛み・痺れを繰り返す症状や3カ月以上続いている症状で筋力低下が認められたものは手術の適応となってきます。
症状
○お尻から足にかけて痛み・しびれがあり、立っていられなくなる
○しばらく歩いていると、休憩しないと足が重くて歩けない
○背中を丸めて座っていると、足の痛みやしびれがひどくなる
○安静にしていても痛みしびれがある
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛は大きく3つの原因とされるものがあります。
・梨状筋症候群 ・脊柱管狭窄症 ・椎間板ヘルニア
梨状筋症候群…坐骨神経は、お尻の筋肉(梨状筋)の真下を通って表面に出てきます。姿勢の悪さなどの原因でこの梨状筋が緊張して固くなってしまい、坐骨神経が圧迫されて痛みシビレがでてきます。
病院では坐骨神経痛は病名ではないので診断書には「梨状筋症候群」「脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」の3つが記載されることが多いです。このように坐骨神経痛と言っても神経が圧迫される場所でよびかた、症状が変わります。
坐骨神経痛が悪化する・治らない理由
坐骨神経痛が治らないのは、お尻の筋肉の梨状筋や中殿筋と言った立っている姿勢だけで負担がかかってしまう筋肉が、デスクワークなどの座り続ける仕事や立ち仕事、日常の姿勢の悪さで常に緊張状態にあり、休めてないことにあります。
筋肉が硬いまま(緊張したまま)休まらないと、筋肉の酸欠状態や血行不良になってしまい、老廃物が流れず溜まってしまいます。
しっかりと筋肉を休めて老廃物を流してあげないと、筋肉の硬い状態(緊張状態)が続いてしまい、坐骨神経への圧迫・刺激も無くならないので、なかなか痛みしびれがとれない状態になってしまいます。
また、筋肉を硬いままの状態(緊張した状態)で使い続けると、小さな硬結(コリ)が発生し、 他の部分にも痛み・痺れ・重だるさを発生させる原因にもなってしまいます。
腰に痛みや重だるさなどの違和感を感じたら、悪化する前になるべく早く当院にご相談下さい。今のお体の状態に合わせた最善の治療計画をご提案させていただきます。
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