顔面神経麻痺とは、顔面の神経に障害が生じて表情筋を動かせなくなってしまう疾患のことです。目が閉じにくい、水が口からこぼれる、口の動きが悪くなるなどの症状があらわれたら、顔面神経麻痺の可能性があります。
顔面神経麻痺の原因
原因については、単純性ヘルペスウイルスだと考えられています。単純性ヘルペスウイルスはほとんどの人が自然に感染しているものですが、通常、顔面神経の神経節に潜伏していて身体に害を与えることは全くありません。
しかし、疲労やストレスの蓄積、風邪、妊娠などによって突発的に単純性ヘルペスウイルスが増殖していきます。その結果、炎症が起こって顔面神経が大きく腫れてしまい、麻痺が生じます。
顔面神経麻痺の症状
顔面神経麻痺の症状については、顔面の片側だけに麻痺が生じることが多いです。そのため、笑った際に片側だけでしか表情が作れなくなるなどの症状があらわれます。また、額にしわを寄せる、目をつぶる、顔をしかめるなどの顔に関する動作をスムーズに行うことができなくなります。
顔面神経麻痺の症状は徐々に出るというよりも、ある日突然、出ることが多いです。さらに、顔面神経麻痺の初期の症状として耳の後ろに強い痛みを感じるというケースもあります。
顔面神経麻痺でお悩みの方は当院にお任せください
顔の筋肉を鍼で刺激することにより、顔の筋肉の動きを取り戻すことができることから、鍼治療が効果的とされています。鍼は痛みがありそうで怖いイメージがあるかもしれませんが、当院の鍼治療は髪の毛ほどのごく細い鍼を使用しますので、痛みを感じずに安心して受けていただくことができます。