鵞足炎とは、膝の内側にある鵞足(がそく)と呼ばれる部位が炎症を起こしている状態です。鵞足は、膝関節のすぐ下にある脛骨(すねの内側の長い骨)の内側につながっている筋肉がまとまってくっついている場所であるため、動作負荷が集中しやすい構造となっています。
スポーツにかかわる障害として代表的な疾患であり、放置していても治らず、痛みが悪化する恐れがあります。
鵞足炎の原因
原因については過度なスポーツや運動、合わない靴や安定しない靴での運動、打撲などの外傷が挙げられます。十分なストレッチをせずに運動をしたり、急な坂道を長時間走る、自分に見合っていないトレーニングを無理に行うといった行為は膝に負担がかかり、鵞足炎を発症しやすくなります。
特に膝の曲げ伸ばし動作が多い競技にかかわるアスリートは発症リスクが高いです。
鵞足炎の症状
鵞足炎の症状については、膝の内側や前面に痛みや違和感を感じます。痛みは階段の昇降や歩いたり走ったりすると強くなり、膝周りに腫れが生じたり、熱感を伴う場合もあります。
初期の頃は膝関節の内側部の下が何となく痛いと感じる程度かもしれません。しかし放置して悪化すれば患部を押すと激痛を感じたり、安静にしていても疼くような痛みが出てくるケースもあります。痛みから膝を動かす機会が少なくなると、変形性膝関節症を発症させることもあるので注意が必要です。
鵞足炎でお悩みの方は当院にお任せください
鵞足炎はスポーツでの使いすぎ以外にも、普段の姿勢に原因がある場合があります。当院では最新鋭のAIを活用した姿勢分析での検査をもとに、患者様に合ったオーダーメイドの施術をご提供いたします。お気軽にご相談ください。