側弯症は、日本での発症頻度が1～2%といわれている疾患で、およそ100人に1人が発症するとされています。

側弯症の原因

側弯症の原因については、椎骨に生まれつきの形の異常があるために発症する先天性側弯症の場合や、さまざまな神経や筋肉の疾患が原因で引き起こる神経・筋原性側弯症の場合などがあります。

しかし、特別な原因がなく発症する特発性側弯症は、全側弯症の60～70％を占めることから、原因不明で発症するケースが非常に多いという特徴があります。

原因不明の特発性側弯症は、特に思春期の女子に発症することが多いです。無症状であることも多く、大人になってから側弯症に気付くケースもあります。

側弯症の症状

側弯症は、背骨が左右に湾曲した状態です。変形のある背部や腰部が痛んだり、しこりができることもあります。進行すると肺や心臓を包んでいる胸郭が変形することで、肺活量の減少や息切れなどを引き起こすようになります。

先天性側弯症などの局所で鋭角に曲がっているような変形で、変形が大きい場合には、脊髄に障害が引き起こり脊髄麻痺になることもあります。

側弯症でお悩みの方は当院にお任せください

側弯症は成長に伴って進行していく疾患で、容姿にも関係してくるため、早期に受診をすることをおすすめします。側弯症でお悩みの方は、当院へお任せください。